【完】好きじゃないもん!


「あ、今から未瑠は俺の彼女だろ?...これからおみまいよろしくな?」


そういうと顔をゆがませた未瑠。


「は...?やだ。」


やだ?


お前今、やだって言ったか?


「そんな、拒否権ねぇだろ?...あ、ゲームは続いてるから。」


あぁ、俺のスイッチは入るとしばらく切れないらしい。


「ったく...。しょうがないな。その代わり10月4日のダンスパーティに出れるように治してよね。」


ふんとそっぽを向いた未瑠。


「さっきの素直な未瑠はどこ行ったのかな?」


なんていじめてみる。


「な!?...あれは...。そのっ、気の迷いって言ったでしょ!」


顔を真っ赤にしておこる。


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