【完】好きじゃないもん!
「ありがとな...。あ、もう帰れよ。学校もサボってきたんだろ?」
そういうと...はっと思い出した顔になった未瑠。
「そうだった。未優...。私行かなきゃ。」
不安そうにそわそわしている未瑠。
「気にしなくていいから、行きな?」
俺がいうと、
「うん...。ちゃんと寝てるんだよ?あったかくしてね?...リハビリも。」
お前は俺のお母さんか!?
なんて突っ込みたくなったけど気分がいいから許す。
「じゃあ...ね。」
小さな声でそういってからしまった扉。
「はぁ...。」
なんでだろううな?
未瑠といると気持ちが安らぐ。