【完】好きじゃないもん!
素直じゃねぇよ
未瑠SIDE
「だからー!ごめんって!」
はい、ただいま文月未瑠は未優に土下座中にございます。
結局、未優に背中押してもらったんだ。
1人じゃ、きっと行けなかった。
「もう!ツンデレにもほどがあるのよ。...好きなんでしょう?」
誰のこと?
なんて言わなくても分かった。
「うん...。ごめん、未優。」
未優もすきって事知っててこんな...。
「ばか!未瑠らしくないわ!...正々堂々戦ってやるくらいの勢いできなさいよ。」
にこっと顔を緩めて私を立たせた。