【完】好きじゃないもん!


「んで、直は?...未瑠ちゃん?」


その名前を聞くと鼓動が早くなる。




「俺、あいつのこと...未瑠のこと好きだ。」



俺は、窓の外を見ながら早口にそういった。


何も言わないよっしー。



おかしいと思って目をやってもみた。


「!?」


ちょっと、こいつ~。


俺の顔を見ながら口を押さえて笑いをこらえていた。



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