【完】好きじゃないもん!



「ぷっ!!・・・あはははっ。」


急に聞こえた笑い声。



それはもちろん俺のものではなく・・・



隣を見ると小さな手を当てて笑っている文月さんがいた。



"""ドキン・・・"""



胸の中でなにかが音を立てている。


なんだ?

これは・・・




胸があったかい。


きっと、それは君のせい。


君があまりにもきれいに笑ったから。


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