【完】好きじゃないもん!
「じゃあ、皆さん、ホールに移動してくださいね。早速ダンスの練習をしますよ。」
小池先生の凛とした綺麗な声でみんながざわっと動いた。
「あ、未瑠さん。私たちも行きましょうか?」
いつのまにか椿さんが戻って来ていた。
「あ、そうだね。大智くんとお近づきになれるといいね。」
がんばって、2人が付き合っちゃえばいいのにな。
「な、秘密ですって。しーですよ?」
「分かってるって。」
そんな、他愛のない話をしながらホールへ向かった。
かーわいいな、椿さん♪