【完】好きじゃないもん!
タッタタ・・・
後ろから足音がちかづいて来た。
そして、
「もしかして直?元気だった?」
「あ?・・・ってあー!!」
後ろを振り向くとそこにいたのは、未優だった。
未優は母さんの友達の子どもで結構・・・金持ちだ。
何回か遊んだことはあったけど、まさかこんなところにいるとはな。
「思い出してくれた?私よ?真鍋未優よ!」
透き通る声でしゃべりだした。
「あぁ、お前こそ元気だったか?最近会ってねぇもんな。」
俺がそういうと顔をほころばせた。
「元気よ、直。会いたかったわ。」
綺麗に笑った。