愛している君へ
「してるわけないじゃん!」

「嘘、だろ。俺よりいい人見つけて落とそうとしてるんだろ」


翔は、そう言うと、首輪を外し、台所に行った。


「い、今の内に!」

私は、家の外に出た。


何日振りの外だろう。


風が涼しい。



「そんな事言ってる場合じゃない!!


翔から、逃げないと―――――」







ど す り









あれ?




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