【短編】恋人…?


「って門閉まってんじゃん!?登って入れってことか?」

「どうしよう…」


「よしっ!いっちょ登るか!!」

「えぇ!ほんとに!?」

「あぁ!」


そんな笑顔で言われても……


「よっ…いしょ!」


私が困惑していると、彼はひょいっと門を越えていた。


「えっ!?」

「ほら!君も早くしないと遅れるよ!!」


そんなこと言われても…門なんか越えられないよ……。





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