【短編】恋人…?
でも、やっぱり降りるには彼に支えてもらうしかないかも…。
「ね、ねぇ!やっぱり…支えてもらってもいいかな…?」
「えっ…?お、おう!来いよ!!」
勇気を振り絞って私は飛び降りた!
トスッ…
フワッと香る、シトラスの香りが鼻をくすぐる。
フワリと包まれたような感覚があって…
顔を上げると、彼の顔が近くにあった。
「キャッ…!!」
「大丈夫だった?ってか、君軽すぎだよ!」
彼の顔が近すぎて、まともに見れないよ!!