【短編】恋人…?


そんなことも気にせず彼は私を立たせて、


「よしっ!じゃあ入学式に出ないとな!!」


そういえば、すっかり入学式のこと忘れてた!!


「ほんとだ!もう時間がない!!」

「マジで!?急がないと!」

そう言って彼は私の手を取った。


「早く行こう!さすがに1日目から遅刻はダメっしょ!!」

「う、うん!」


左手の温もりにドキドキしながら、2人で走って体育館に向かった。





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