【短編】恋人…?


――――――――…

無事に入学式を終えた私達は、まさかのクラスが一緒でそれで仲良くなったんだ…。

私が彼に惚れた理由は、あの時の笑顔だろうなぁ…。


2年になってクラスが離れちゃって、最近しゃべれてないなぁって思ってたとき!!

告白されたよ〜!!


「ねぇ!今までは、"美那ちゃん"って呼んでたけど…"美那"って呼んでいい…かな?」

「えっ!?いい…よ!じゃ、じゃあ私も"青葉"って呼んでいい…?」

「お、おう!…ってか、ほんとに俺でいいの…?」


「うん…。だって私、入学式の日からずっと好きだったんだもん…///」


うわ〜!言っちゃった!!恥ずかしい///


「えっ!?そうなの!?…実は、俺もあの時から好きだったんだ…///」


えぇ〜!本当に!?好きになったタイミングまで一緒なの!?


「えっと…、じゃあ…これからは"恋人"としてよろしく///」

「はい…///」


私は差し出された彼の手を掴んだ。

あの時と同じ温もりを感じながら、幸せを噛みしめていた…。





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