【完】恋する気持ち
その後、教室まで優輝先輩に送ってもらった。


『お大事にね』
「あ、ありがとうございました!!」
『いーえ♪バイバイ』


――遠藤優輝先輩。


彼は、あたしの心に存在を残していった…。


こんな気持ちになるのは初めてで、これが一体なんなのかは…


この時のあたしには……


分らなかった。


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