年上ヤクザ



今私達は片桐組に向かってる。


1日ぶりの片桐組。

亮からは昨日から着信が半端ない。





「セレナさん、着きました。」


しばらくして片桐組に着いた。



「フゥー。」


私は家の中に入った。


「…ただいまー!
亮ー!」


私は玄関で叫んだ。



すると…


ガタンッ!

大きい音がして、奥から亮が走ってきた。



「…セレナ…」


そう言って亮は私を力の限り抱きしめた。



「ごめんね、亮。
ただいま。」


「…セレナ…おかえり。」



亮はしばらく私から離れてくれなかった。










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