年上ヤクザ
「…安心しろ。
すぐに終わるから。」
私はベッドに押し倒された。
そして…一つずつ服のボタンを外され、最後の一つとなった。
プチ。
その瞬間…
「セレナ!うっ…愛しているぞ!」
山下久信が狂った様に私の上半身を触りだした。
…気持ち悪い…
でも…亮のため。
私は拳を握り、気持ち悪さに耐えようとした。
でも…無理だった。
「いやー!気持ち悪い!」
私の胸に顔を埋めたから…。
亮…りょう…リョウ
ごめんなさい。守れない。
「なんだと!!気持ち悪いだ?
ふざけるな!」
山下久信は手を振り上げた。
バシンッ!
頬に激痛がはしり、私は倒れた。