年上ヤクザ



「…安心しろ。
すぐに終わるから。」


私はベッドに押し倒された。




そして…一つずつ服のボタンを外され、最後の一つとなった。



プチ。


その瞬間…


「セレナ!うっ…愛しているぞ!」


山下久信が狂った様に私の上半身を触りだした。



…気持ち悪い…

でも…亮のため。


私は拳を握り、気持ち悪さに耐えようとした。



でも…無理だった。


「いやー!気持ち悪い!」


私の胸に顔を埋めたから…。



亮…りょう…リョウ

ごめんなさい。守れない。



「なんだと!!気持ち悪いだ?
ふざけるな!」



山下久信は手を振り上げた。



バシンッ!


頬に激痛がはしり、私は倒れた。











< 123 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop