年上ヤクザ



…忘れてた。

ここはヤクザ。人を闇に誘う所。



私は倒れたまま動けない。



「おい!セレナ!
お前は片桐組がどうなってもいいのか!」



山下久信がまた手を振り上げた。



くる!

そう思って覚悟をして目を閉じた。




でも…私は痛みを感じなかった。



その変わりに…













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