年上ヤクザ
「話し…?」
亮は何も言わずに私を引っ張っていった。
「亮…?」
だんだん亮が怖くなってきた。
しばらくして私達の部屋についた。
ガチャ。
部屋に入ると、亮は私をベッドに連れていった。
そして…
ドサッ…。
亮は私をベッドに押し倒した。
その時の亮の目は凄く冷たく、私の心に突き刺さった。
「…っ亮…。」
「セレナ、裕也達から聞いた。
今日の男は誰だ。」
今日の男…?
「速見さんのこと…?」
「速見さん…だと?
セレナは俺のものだ。」
亮が私の手首を片手で掴んだ。
そして、私の頭の上に…
「…痛い!
亮…ゃめて…亮!」
私がそう言うと、亮がフッと笑った。