年上ヤクザ



「一緒に暮らす?」


「あぁ。一緒に暮らしてくれ。」




私はこの人と一緒に暮らすだけで

孤独も
借金もなくなる。


でも…本当にいいの?


「本当に…それだけでいいの?

海外に売り飛ばされるとか、

薬物が…」



「フッ…。大丈夫だよ。俺はお前が気に入った。」











その人はそう言って私に優しく温かい笑顔を向けた。






この人なら私を闇から救ってくれる。

そう思った。













< 14 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop