年上ヤクザ



とうとう始まった。



「「いらっしゃいませ~♪」」



接客の声はワントーン高く、と言われたからやると…



「あの…メアド交換してください!」


「握手してもらっていいですか?」


「あの…付き合ってください!」




たくさんの男子から言われた。

全く嬉しくないけど。


なかなか繁盛した。


「セレナ、休憩してこい。」


「ありがとう。」



前半が終わり、私は休憩にはいった。






「セレナちゃん。」


「速見さん…。」



私が中庭に向かって歩いていると、速見さんが私に話しかけてきた。



「今から暇?」


「えっ…はい。」



じゃあ、来て。
そう言って速見さんは私を引っ張っていった。













< 144 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop