年上ヤクザ



~片桐亮~



あの日から俺の目は死んでいた。


セレナを問いつめなければ良かった。




そしたら…あんなこと。


セレナが好きなのに。


アイツは最後、泣きながら笑った。



ありがとう。と小さい声で言った。



俺は…セレナに何もしてやれなかった。






もう一度だけ…セレナと話がしたい。


俺はセレナの学校に向かった。













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