年上ヤクザ



「「若頭!お帰りなさい!」」



また…怖い男の人達が亮さんに頭を下げた。


「…中津。」

亮さんが言うと、車の中から男の人が一人出てきた。



かっこいい。



全部の顔のパーツが整っていた。

身長が高く、モデル並だった。



「…セレナ?」


「…………。」

「セレナ!」

「はい!」


私は中津と呼ばれたその人に見とれていた。


「…中津、この挨拶を止めさせろ。」


亮さんは中津さんに言って、私の手首を掴んで家の中へ入って行った。













< 17 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop