年上ヤクザ
最後の試練
「何処がいい?」
私はあの後、男達の車に乗ってしまった。
…やっぱ怖い…
私の近くにはいつも亮がいた。
「…あの…」
私は怖くなって…
「…プールに戻ってください。」
そう言った。
でも…
「「はぁ…?」」
この人達に通じる訳がなかった。
私が言った途端に怖い顔になった。
「ふざけんなよ?」
「えっ…」
「ふざんなっつてんだろ?!」
バタンッ
男がそう言った瞬間、助手席にいた私の視界が反転した。
そして、私の上に男が乗ってきた。
「おい、外で見張れ。」
金髪の男が車の外に出た。
「…フッ可愛いねぇ」
ビリッ
男が私の服を破った。