年上ヤクザ



今私は上半身ブラだけになった。



「…待って…」


私は声が少し枯れていた。


「待つ訳ないだろ」



そう言って男が私の胸に顔を埋めた。



「んっ…」


あの時…亮に襲われた時とは全然違う感覚。


私…このまま初めてなくなっちゃうの?

亮に…あげたかった。


意地…張らなきゃよかったな。


亮…愛してる。

だから…







助けて…












「お願い…」


私の目から涙が流れた。





…亮が好きだから。

嫌だ。














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