年上ヤクザ



二人が笑いながら頭を下げた。


「…中津さん…春とは…」



私が聞くと、中津さんは頬を赤くした。



「あの…お付き合いを」



ふ~ん…付き合ってんだ…


――――…。



「…えー!何で?!いつ?いつ?」



驚いた…



「さっき、助けてくれた時に…」



そうなんだ…


「よかった!」



「ありがとう、セレナ!」


「春!」

「セレナ!」



私達は抱き合った。













< 195 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop