年上ヤクザ
「…セレナ…」
「…ごめんなさい。私…自分に自信がもてないの。」
「えっ…?」
「…亮…」
「セレナ…お前は綺麗だよ。
俺はお前が好きだ。」
そう言った瞬間、私は亮の唇をまた奪った。
「…亮…私ね…嫉妬する自分が嫌いなの。」
「…俺も嫉妬するよ」
「…ンツ…」
亮が私を壁に押しつけた。
優しいキスの嵐。
頭がボーっとしている中で、私は思った。
私…
「亮を愛してる。」
「…俺も愛してる。」