年上ヤクザ
亮or圭介
「…ふぁ~。」
私達は昨日、すぐに寝てしまった。
同じベッドで…。
「…っ。セレナか。」
「亮さん。おはようございます。」
私はベッドから出て、髪の毛をセットし始めた。
「……?セレナ、どっかに行くのか?」
ベッドから出て私に亮さんが問いかける。
「私、一応高校生ですから。」
そう答えると、
「用具もない。
制服もない。
お前は何をしに行くんだ?」
「………………。あ!」
昨日は夜にここに来た。
合コンに誘われ、着替えてしまった。
「ふっ…。今日は諦めろ。明日から行けばいい。」
「…圭介に何か奢ってもらう約束なのに…。」
私がブツブツ文句を言っていると…