年上ヤクザ



「圭介…?何言って…ンッ!」


圭介の後ろから出てきた男の人に口を塞がれた。



「セレナ!お前…俺と付き合えば幸せになれる。そう言ったよな?」



「亮…がいい。
亮に会って話がしたい。圭介…お願い。
亮に…片桐亮に会わせて。亮に…」




「うるせぇ!黙れ。お前なんかなぁ、遊んだら帰してやるよ!ピンクだけどな?」



圭介じゃない…。

怖いよ…亮。
助けて…。







「坊っちゃん、着きました。」


運転している男の人が言った。


「会社じゃねぇよ!倉庫だよ!」


「すみません!」



私は男の人を圭介が怒っている隙に私は後ろで亮に電話をした。



「もしもし?セレナか!」


「亮…助けて。」


「どこにいる?」


「圭介と…」

「俺が何だって?」


そう言って圭介は私の携帯をとって話した。

「もしもし?圭介でーす♪」


「お前…。」














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