年上ヤクザ



「貴方の大切な女性いただきます♪」


「圭介!待て!」


「無理っぽい♪汚して帰してあげるから♪

てめえは静かに待ってろ。」



そう言って電話をきった。


「どうしてこんなことするの?圭介…いっつも優しかったじゃん!」



「お前は…俺のことが好きなんだと思ってた。
でも…何でヤクザなんだよ!お前が好きなんだ!」



「圭介…私も好きだった。友達として。

今の圭介は私の好きだった圭介じゃない。」


「セレナ、本当にごめん。俺と付き合わないか?」



「圭介に…私を闇から救えると思わない。

でも…亮なら、私を救える。」



「何言ってる?アイツは闇に生きるヤクザだ。」



「知ってる…。でも…私には亮が光に見えた。」














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