年上ヤクザ
何もかも無くしちゃった。
どうしよう…。
…中津さん…
修さん!
修さん…助けて。
一人は慣れてるはずなのに…。
どうして涙が出てくるの?
そうか…亮にがいることが当たり前になったんだ。
少しだけの間だったのに…
亮のこと、愛してたんだ。
今さら遅いよね。
私は歩き始めた。
先の見えない暗闇へ…
私は知らず知らずのうちに修さんのいるホストクラブに来ていた。
修さん…。
「あっ!可愛いお姉さんだね。うちの店来なよ♪」
「えっ…、ちょっ、キャッ!」
私は修さんのお店の人?に無理矢理中へ押し込まれた。
「「お嬢様、いらっしゃいませ。」」
中は私の知らない世界だった…。