年上ヤクザ
第四章
俺は山下組の組員、裕也。
俺は山下組に家族を人質に囚われている。
家族を解放する条件は…
~片桐組の若頭の女を連れてくること~
そのために俺はホストクラブに潜入した。
そこで出会った、修。
すごく優しくて、いい奴だった。
でも…そこに、片桐組の若頭の女が現れた。
修はそいつを庇った。
修は大切だ。
でも…家族を見捨てることは出来ない。
大切な唯一のダチだった。
信じてたし、裏切りたくなかった。
でも…修を殴ってしまった。
俺の心の中には罪悪感しかない。
もう一度だけ…
修と普通に話したい。
何よりも、今、俺はそう願う。
もう一度だけ…。
修とダチになれるチャンスをください。
もう一度だけ…
もう一度だけ…
修と…親友に…ダチになりたい。