年上ヤクザ
第四章



俺は山下組の組員、裕也。


俺は山下組に家族を人質に囚われている。


家族を解放する条件は…


~片桐組の若頭の女を連れてくること~


そのために俺はホストクラブに潜入した。



そこで出会った、修。

すごく優しくて、いい奴だった。

でも…そこに、片桐組の若頭の女が現れた。

修はそいつを庇った。


修は大切だ。
でも…家族を見捨てることは出来ない。



大切な唯一のダチだった。

信じてたし、裏切りたくなかった。



でも…修を殴ってしまった。


俺の心の中には罪悪感しかない。



もう一度だけ…

修と普通に話したい。

何よりも、今、俺はそう願う。


もう一度だけ…。


修とダチになれるチャンスをください。


もう一度だけ…
もう一度だけ…



修と…親友に…ダチになりたい。













< 89 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop