紅 猫



えっ何……。

いきなり立ち上がったと思ったら
あたしの前に跪いた星哉。


「頭打った…?」

いや、本当に心配してるんだよ?
怖すぎるんだけど…。


「俺、高塔 星哉は梶原 百々様に
命を預けます!俺は今からあなたの
僕です!」

いやいや。
どうしちゃったのこいつ。


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