君といると…


「うわっ、人いたんだ!影薄くて気づかなかった!」



その知らない男子の言葉にカチーン!と来た私…



確かに影薄いけどさぁ…そっちがぶつかってきたんじゃん!!




椅子と共に倒れていた私は立ち上がってその人に文句を言った。


「確かに!!影薄いし、ぼーっとしてたのは悪いけど、そっちがぶつかってきたんじゃない!!」


今の感情をそのまま口に出した。


いつもハッキリ言わない私だけどイラっと来ると、ついつい口からでてしまう。


「・・・・・・」


やべ…言い過ぎた?


今さら後悔した私はその男子の姿を見てなかったけど、表情を伺うために顔をちらっと見てみた。


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