愛して。【完】





「おい、離れろ」




蓮が怖い顔してをそう言うけど、




「え~ヤダ~」




と言って、隼は離れない。




…それにしても…


話、脱線しすぎだよね?!


はぁ…


でも、どっちにしろあっちは退く気なさそうだし。


もういいや…


こうやって話し合うことすら馬鹿らしいし、面倒臭い。




あたしは隼を体から話すと、出入り口の上へ梯子をのぼる。


すると、下から声が聞こえる。




「ま、真梨っ!」


「何?」


「パ、パパ……」


「はぁ?タカ、何言ってんの」


「パンツ見えてるって言いたいんじゃねぇの?」







< 139 / 404 >

この作品をシェア

pagetop