愛して。【完】
「おい、離れろ」
蓮が怖い顔してをそう言うけど、
「え~ヤダ~」
と言って、隼は離れない。
…それにしても…
話、脱線しすぎだよね?!
はぁ…
でも、どっちにしろあっちは退く気なさそうだし。
もういいや…
こうやって話し合うことすら馬鹿らしいし、面倒臭い。
あたしは隼を体から話すと、出入り口の上へ梯子をのぼる。
すると、下から声が聞こえる。
「ま、真梨っ!」
「何?」
「パ、パパ……」
「はぁ?タカ、何言ってんの」
「パンツ見えてるって言いたいんじゃねぇの?」