愛して。【完】
「お前らっっ!!」
…って、あ。
タカの怒りが、爆発寸前?
いや。
「何のんきに会話してんだよっっ!!!!」
爆発した。
…てか、さ。
「何で、そんなに怒ってんの。怒る所なんてあった?タカ。
それに、他の蓮と大河も。
気付かれてないと思ってるか知らないけど…ここの皺。
車の中からずっとよってる」
ここ、と言うと同時に自分の眉間をトントン、と人差し指で叩く。
そんなあたしを見て、蓮達はもっと眉間に皺を寄せた。