『    』
1年目、春。




 なんだか眩しい。

 そんな風に感じて、瞳を開ける。

 …もう、朝か。カーテンがひらひらと目の端でちらつく。




 「おはよう、風夏。」



 この愛しい笑顔を、守りたいと思った。





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