大好きなキミへ
「ねぇ、今日帰りにみんなで遊ばない?」
「あ、いいねー。」
1人が言い出すと、みんなが賛成する。
「まいるは?」
心の中では、めんどくさいと思う。今日は、家でのんびりしようと思ってたのに。
でも、
「うん、いいよ。」
と言う。
みんなの仲間はずれにならないためだけに。
独りぼっちにならないためだけに。
それだけのために、自分のしたいこと、自分の思ってることは胸に閉じ込めてきた。
「どこ行く?」
「駅にできたカフェはー?」
「えー?あたしダイエット中。」
「まいるは?」
いつもだ。みんな、意見を言わないあたしに必ず『まいるは?』と聞いてくる。
グループの中の1人にでも、機嫌を損ねるのが怖いんだろう。
「どこでもいいよ。」
「あはは、まいるいつもそうだよねー。」
みんなが何を考えているかわかんない。
自分のことも、分かんなくなってくる。
高校生活、ホントに楽しいのか分かんないよ。
「あ、いいねー。」
1人が言い出すと、みんなが賛成する。
「まいるは?」
心の中では、めんどくさいと思う。今日は、家でのんびりしようと思ってたのに。
でも、
「うん、いいよ。」
と言う。
みんなの仲間はずれにならないためだけに。
独りぼっちにならないためだけに。
それだけのために、自分のしたいこと、自分の思ってることは胸に閉じ込めてきた。
「どこ行く?」
「駅にできたカフェはー?」
「えー?あたしダイエット中。」
「まいるは?」
いつもだ。みんな、意見を言わないあたしに必ず『まいるは?』と聞いてくる。
グループの中の1人にでも、機嫌を損ねるのが怖いんだろう。
「どこでもいいよ。」
「あはは、まいるいつもそうだよねー。」
みんなが何を考えているかわかんない。
自分のことも、分かんなくなってくる。
高校生活、ホントに楽しいのか分かんないよ。