大好きなキミへ
「あーあ。」

愛梨がいなくなったあとの屋上で、思わずため息をついた。

「あんた、それでいいの?あんたも三浦が好きなんでしょ?」

「へ?」

図星をつかれてビックリする。

後ろを振り返ると、相原さんがたっていた。

何で、あたしが三浦くんにドキドキしてること、知ってるの?

(三浦くんのことは、気になるけど、好きじゃないし。)

「何で、相原さんが?」

「いや、さっきからずっといるけど。」

うそ・・・・。

ぜんぜん気づかなかった。

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