大好きなキミへ
「だよねー。」

「拓実がまいる好きなわけないじゃん。」

楓たちが、笑った。

「違う。あたしは・・・・。」

みんなが、笑うのをやめてあたしを見る。

「あたしは、三浦くんが・・・・。」

ちらっと相原さんのほうを見る。

「あたしは・・・・、愛梨ごめん。やっぱり協力できない。」

やっといえた。

「は?」

愛梨は笑顔を引っ込めて聞いてきた。




< 32 / 55 >

この作品をシェア

pagetop