大好きなキミへ
「三浦。」

由良が突然、三浦くんのほうを向いた。

「ん?」

三浦くんが戸惑った顔になる。

「あんたと茅乃・・・?って、付き合ってんの?」

うわ!!

由良、堂々としてるなぁ。

由良は、三浦くんをまっすぐに見たままだ。

「はぁ?」

しばらく沈黙だったのに、2人は同時に素っ頓狂な声を上げた。


< 54 / 55 >

この作品をシェア

pagetop