恋の行方
神様お願い...
「しゅーちゃん!」彼女は今日も笑顔で俺に手を振る。 そんな姿に惚れたんだ。無邪気な心に...。
俺の名前は周汰。なかなかシャイで皆にも怖がられて、だから無邪気な彼女が羨ましかった。彼女の名前は美波。今こうして美波と付き合えていることが嬉しくて楽しくて仕方がなかった。
今日もテレビを一緒に見ながらの休日。とても穏やかな空気だ。
「ぷるるるるるる....」 いきなりの電話。 ビックリする俺に少しにやけながら美波が電話に出た。誰なんだろう…
数分間話した後電話を切り、「病院の先生が来てくださいだって。健康診断の結果かな?」
でもこのときはまだこの電話が俺たちの運命を変えるなんて思いもよらなかったんだ―――・・・。