片方だけ折れた…飛べない鳥
常に恋していたい訳じゃない一時の休息も大事だし寄り道しても迷い道でも暗闇駆け抜けても好きなもんは必ず絶対に好きで好きな者を嫌いになんて無理矢理 好意的に何かに出来るもんやない いつも そう好きになれば この人が私の恋のゴール最終地点であれ と望み 浅はかな野望を抱き現実に こっぱみじんに打砕かれ嘆くしか脳がナイ 年を取って やはり感情と やらは代わり映えせず衰えず この人だけと思っていても思いながらも心半ばに終り片方の翼が折れれば飛び立ても癒す止まり木さえも全て失い 路頭に迷うのが成れの果て いつも必ず その繰り返しの癖に人間 人と言うのは儚くも もろく また次の相手と巣作り いつも最後 これが最後の相手だと勝手に錯覚 ムキになっては空回り相手も傷つけずまま傷つく暇もナイまま やられ損 あれは愛じゃなかったの錯覚の沼
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