メガネ君のヒミツ。



時間は流れて、あっという間に放課後。




HRが終わるとすぐに、隣の席の宗也くんは教室を出てった。




あたしも慌てて荷物をまとめて、彩未のところへ向かう。




「彩未っ」




「どうしたの、そんな慌てて」




不思議そうにしてる彩未に、呼び出されたことを言うと。




「ふーん、アイツが」




何かを含んだ笑みを浮かべる。




どうしたんだろう…?




って、のんびりしてる時間はないんだった。





宗也くん、待たせちゃうし。





< 212 / 266 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop