悲しい結末のワケ
あっ、ゆきのだ!!

「ゆきの、おはよー!」

「あっ、まな!おはー。卓に手紙書いたの?あたし、渡しとこーか?」

「んー・・手紙書いてない。」

昨日はなんか、どうしても書く気になれなくてさ・・

「えー、なんでぇ!?あんなにはりきって便箋買ってたのに?」


「ちゃんと顔見て誤りたいなと思うんだ・・」

実は、そんな理由じゃないんだけど・・

「・・そーだね。そーだね。そのほうがいいかもね。」

「うん。だから、ゆきのにお願いなんだけどさ、卓に昼休み屋上来てくれるように言っといてくれる?」

なんか頼りっぱなしでゴメンね。ゆきの

「わかった、卓に言っとくよ。まな、ちゃんと卓に誤るんだよ。」

はい。

「うん。ちゃんと卓に誤るよ。あとさ、たいした話じゃないんだけど・・聞いてほしいことあるんだ。。」


学校が終わったらゆきのとお茶することにした。
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