悲しい結末のワケ
「ただいま〜!!」


「おかえり。まな、今日は学校楽しかった?」


「うん。充実した一日を送って参りました!」


「ったく、どこで充実した一日を送ってきたんだか・・」

・・ん・・?
なんか変だな。


「さっき、先生から電話きたよ。」


ま、マジ!? やばっ・・

「せ、先生なんだって・・?」


「まなさん、体調の方はどうですか?もし、明日来れるようなら美術の授業で絵の具使うので忘れないよう伝えてください。
だってさ。」 あっ、そう・・

せっかく気分晴れたとこだったのに・・
またヘコむっつーの・・

「ごめんなさい。もう二度とサボりません。」


「明日先生におかげさまで体調良くなりましたって言っときなさい。
ったく、この不良娘が!!」

ふ、不良!?
お母さん・・不良って死語だよ。。

「そういえばまなに手紙がきてたよ。」

えっ、手紙・・!?

「誰から?」

もしかして、もしかして!

卓・・!?


「知らないけどリビングの机のうえに置いておいたから持ってって。」
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