私の先生
「何ニヤけてんだよ。」
『ななっ、別に…ニヤけてなんか…////』
顔を赤くしている私を横目に、先生はくすくす笑っている。
「さっきのは…まじごめんな。」
先生は急に真剣な顔で言ってきた。
「あいつ…実は元カノなんだ………俺の初めての。さっきは急により戻したいって言ってきた。」
『そ…うなんだ……』
やっぱり…さっきの子は…先生が好きなんだね…。
「でも……俺は今は悠莉だけが好きだ。それだけは分かってくれ。」
先生………
『私も先生が好き!…先生ありがとう!』
「おう。だから、気にすんな!」
それから、先生はギュッと抱き締めてくれた。
私の不安は、先生の暖かい体温と、優しいキスですぐに消えた。