私の先生
「悠莉、先生からコレ預かってるんだけど……はい。」
『え…ありがとう』
先生から?
『……っつ』
ぽたっ
「悠莉………っ、優太、やっぱり見せない方がよかった……かな?」
『うっ…先生、少し距離置こうって……やだ…よ』
「悠莉……」
「悠莉!先生は悠莉が嫌いだからそんなこと言ってるんじゃないんだぞ。先生だって…辛いんだぞ。今は、こうするしかないんだ。だから…あと少し頑張れよ?」
優太…………
「優太…。そうだよね!悠莉が泣いてちゃ、先生も悲しむよ?笑ってなきゃ!次に会った時に笑顔で会えるようにね☆」
二人とも………
『うん、ありがとう!迷惑ばっかかけて……ごめんね…っ…っ』
「ばぁか、泣くなって。俺たちは親友なんだから、いっぱい頼っていいんだぞ!だから、気にすんな」