鳥籠の中の少女
行かなければ良かった
Side--Hiyu
今日は日曜日。
愛璃と潤樹、神賀でアウトレットパークへ行く日。
久しぶりのお出かけ。
あの日から、友達と一緒に遊びに行くなんて事無かった。
特にアウトレットパークへ行くだなんて、思ってもみなかった。
でも、愛璃が、潤樹が一緒に行ってくれるなら、けじめをつけようと思った。
「今日は久しぶりにオシャレでもしようかな」
私は鏡の前に立って、呟いた。
其処に軽快な音が鳴り響いた。
--ピーンポーン
あれ?
おかしいな。
愛梨との約束の時間は9時40分。
でも、今は9時13分。
早くない?
こんな時間に誰か来るとも思えないし.....
ボーっと考えてると、1階からお母さんが呼ぶ声が聞こえる。
「緋結ー!愛璃ちゃんが来てくれたわよ!!」
「今行くから!」
今日は日曜日。
愛璃と潤樹、神賀でアウトレットパークへ行く日。
久しぶりのお出かけ。
あの日から、友達と一緒に遊びに行くなんて事無かった。
特にアウトレットパークへ行くだなんて、思ってもみなかった。
でも、愛璃が、潤樹が一緒に行ってくれるなら、けじめをつけようと思った。
「今日は久しぶりにオシャレでもしようかな」
私は鏡の前に立って、呟いた。
其処に軽快な音が鳴り響いた。
--ピーンポーン
あれ?
おかしいな。
愛梨との約束の時間は9時40分。
でも、今は9時13分。
早くない?
こんな時間に誰か来るとも思えないし.....
ボーっと考えてると、1階からお母さんが呼ぶ声が聞こえる。
「緋結ー!愛璃ちゃんが来てくれたわよ!!」
「今行くから!」