鳥籠の中の少女
「やっぱり、頼もしいのは楼大だよ」
誰もいない、静かな部屋に儚く消えていく、俺の声。
それが、今の俺の心境を物語っているようだった。
楼大の言うとおりだね。
どちらを選んでも、後悔する。
選んだ後に、これで良かったのかって思ってしまうと思う。
だから、どちらがより後悔するか?
よく考えないとな。
俺は、自分の気持ちを抑え続ける事が出来るだろうか?
分からない。
俺は、姉を殺した犯人の娘である、緋結を好きでいていいのだろうか?
分からない。
まだ、分からない事だらけ。
でも、楼大と話したからかな?
心が少しだけ、スッキリした気がする。
これで、俺はちゃんと考えられる気がする。
大丈夫。
俺は俺の中で答えを出そう。
それが、どちらかを傷つける事になっても............
誰もいない、静かな部屋に儚く消えていく、俺の声。
それが、今の俺の心境を物語っているようだった。
楼大の言うとおりだね。
どちらを選んでも、後悔する。
選んだ後に、これで良かったのかって思ってしまうと思う。
だから、どちらがより後悔するか?
よく考えないとな。
俺は、自分の気持ちを抑え続ける事が出来るだろうか?
分からない。
俺は、姉を殺した犯人の娘である、緋結を好きでいていいのだろうか?
分からない。
まだ、分からない事だらけ。
でも、楼大と話したからかな?
心が少しだけ、スッキリした気がする。
これで、俺はちゃんと考えられる気がする。
大丈夫。
俺は俺の中で答えを出そう。
それが、どちらかを傷つける事になっても............