鳥籠の中の少女
話そう
Side--junki
俺の中での答えは出た。
あとは、緋結に言えばいいだけ。
今日の花火大会で。
俺は、楼大が訪れた日から、考えていた。
答えが出たのは昨日。
それから、昨日、緋結、楼大、愛璃にメールを送った。
"一緒に花火大会に行こう"と。
待ち合わせは5時に、緋結の家でと言う事になった。
理由は、よく、見える場所が、この辺りだからだ。
今は、4時56分。
「そろそろ、行こうか」
俺は、自分の部屋を出て、階段を下りた。
廊下に出ると、丁度、お母さんがいた。
「もう、行くの?」
「時間だから」
「そう」
お母さんが悲しそうにする。
「何で悲しそうなの?」
俺の中での答えは出た。
あとは、緋結に言えばいいだけ。
今日の花火大会で。
俺は、楼大が訪れた日から、考えていた。
答えが出たのは昨日。
それから、昨日、緋結、楼大、愛璃にメールを送った。
"一緒に花火大会に行こう"と。
待ち合わせは5時に、緋結の家でと言う事になった。
理由は、よく、見える場所が、この辺りだからだ。
今は、4時56分。
「そろそろ、行こうか」
俺は、自分の部屋を出て、階段を下りた。
廊下に出ると、丁度、お母さんがいた。
「もう、行くの?」
「時間だから」
「そう」
お母さんが悲しそうにする。
「何で悲しそうなの?」