鳥籠の中の少女
--ピーンポーン
俺は緋結の家の前に来て、インターホンを押した。
「はい。あ、潤樹君ね。ちょっと待ってね」
緋結のお母さんのその言葉で、ブツッと回線の切れた音がする。
暫くして、出てきてくれたのは、緋結。
「久しぶり」
相変わらずの無表情で出迎えてくれる緋結を見て、少しホッとした。
いつもと変わらない、態度でいてくれてる。
「久しぶり!」
だから、俺もいつもと変わらない、笑顔で話した。
「中に入って」
緋結の手招きで、俺は緋結の家の中に入った。
「愛璃は先に来てるわ。神賀はまだだけど」
「そっか。でも、俺、少し遅れたと思ったんだけど、楼大の方が遅いとは思わなかったな」
「そうね。一応、5時は過ぎてるわ。何で、遅かったの?潤樹って時間に遅れる様な人じゃないでしょ」
「あ、お母さんと話してたから。ちょっと、遅くなったんだ」
「そう」
他愛も無い話をして、緋結の部屋の前に着いた。
俺は緋結の家の前に来て、インターホンを押した。
「はい。あ、潤樹君ね。ちょっと待ってね」
緋結のお母さんのその言葉で、ブツッと回線の切れた音がする。
暫くして、出てきてくれたのは、緋結。
「久しぶり」
相変わらずの無表情で出迎えてくれる緋結を見て、少しホッとした。
いつもと変わらない、態度でいてくれてる。
「久しぶり!」
だから、俺もいつもと変わらない、笑顔で話した。
「中に入って」
緋結の手招きで、俺は緋結の家の中に入った。
「愛璃は先に来てるわ。神賀はまだだけど」
「そっか。でも、俺、少し遅れたと思ったんだけど、楼大の方が遅いとは思わなかったな」
「そうね。一応、5時は過ぎてるわ。何で、遅かったの?潤樹って時間に遅れる様な人じゃないでしょ」
「あ、お母さんと話してたから。ちょっと、遅くなったんだ」
「そう」
他愛も無い話をして、緋結の部屋の前に着いた。